節目健診とは?

物事の区切り、転機などで、自覚症状の有無に関係なく定期的に病院・診療所に行くことで、身体各部位の精密検査を受けて、普段気がつきにくい疾患や臓器の異常や健康度などをチェックする事です。

 

 

節目健診とは?

普段の生活の中では感じられない病気の発見にもつながります。自覚症状の有無に関係なく定期的に医師の問診、診察を受け、生活習慣病の予防や治療、その他の健康問題について助言、指導を受ける事です。結果はその日のうちには判明しないものもありますし、日数や時間が掛かる事もありさまざまです。異常が見つかりやすい項目は、肝機能障害、高コレステロール、肥満、腎・膀胱疾患、高中性脂肪などがわかるようです。人間ドックの専門病院、専門診療所で受けるのが通例ですが、掛かりつけの病院などで医師と相談してみるのも良いかもしれません。

 

検査項目は?

それぞれの実施機関によって内容は多少異なります。一般的な物では、身長、体重、視力、血圧、尿検査、胸部X線、聴力検査心電図、血液検査です。血液検査だけでも、貧血・血色素量・赤血球数・肝機能・脂質・血糖がわかるのです。症状がみられなくとも病気が発見される可能性は十分にあり得ます。定期的な健康チェックは、健康を守るためにとても良い方法です。生活習慣病の中には、自覚症状がないまま忍び寄るものが多いからです。自覚症状が現れる頃にはある程度病気が進行していて、手遅れになることも少なくないです。日頃の生活の注意点を知る手がかりとして、定期的な検査はとても有効なものですね。

 

節目健診でわかること

健診で発見されやすい病気もあります。たとえば、健診や人間ドックを毎年受診している前提で挙げるなら、健診では肺結核、不整脈、狭心症、高血圧症、高脂血症、肝炎、肺がんなど。人間ドックでは肺がん、食道がん、胃がん、胆のう・胆管がん、肝臓がん、腎がん、不整脈、狭心症、肝炎、痛風、貧血などがあります。目的は、病気を予防したり早期に発見するために行われるものなので、理解して活用することが大切です。日本国内でもC型肝炎などの問題を重視しており、その対策に力を入れています。その一環として、2002年4月より、40歳以上の人に対して5歳ごとの節目にC型肝炎ウイルス検査が、住民検診で受けられるようになりました。詳細は、かかりつけの医師やお住まいの市区町村の保健窓口等にお尋ねください。
人生の幸せは肝臓で決まる